中央銀行のあり方 2013 1 20

2012年1月26日の時事通信社には、このようなニュースがあります。

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は25日(2012年1月25日)、
インフレ目標を2%に設定すると発表した。
 金融政策の目標を明示することで、政策の透明性を高めるのが狙い。
ただ、FRBには物価安定とならび、最大限の雇用実現という責務も課せられている。
 インフレ目標は英国やニュージーランド、カナダなどで既に採用されているが、
実際の制度、運用形態はさまざま。
 英国では政府が目標を設定し、
逸脱した場合には、
イングランド銀行(中央銀行)総裁が釈明をしなくてはならないと法律で定められている。
(引用、以上)
 中央銀行のあり方は、英国の方式が最も正しいのです。
そもそも、民主主義国においては、
国民とその代表である政治家が、
コントロールできない組織は、絶対にあってはならないのです。
 民主主義国の主権者は、国民であり、
その代表である政治家が、すべての権限を持ち、
すべての責任を取らなければならない。
それが、民主主義の原点です。
国民と政治家の主権が及ばない組織は、民主主義の否定です。
 どのような結果が出ても、
政治家と国民に、その結果が帰結する。
それが、民主主義の鉄則です。
 国民は愚かだから、
エリートが支配するという発想は、
危険な思想であり、独裁国家のやり方です。
 もう一度書きますが、
民主主義国においては、
国民とその代表である政治家が、
コントロールできない組織は、絶対にあってはならないのです。
 もうひとつ書き加えるならば、
民主主義国においては、
「政治家が悪かった」という泣き言は通用しません。
その政治家を選挙で選んだのは、有権者である国民です。
つまり、政治家の責任は、国民の責任でもあるのです。













































































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